京都市地域景観まちづくりネットワークについて
私たち“京都市地域景観まちづくりネットワーク”は、地域景観づくり協議会制度を活用し、景観まちづくりを進めている地域の集まりです。平成27年8月、市長も交えたおむすびミーティングを開催したことを契機に、ネットワークとしてスタートしました。
地域景観づくり協議会制度は、地域内で建築行為等がある機会を捉えて建築主を含む地域住民の話し合いの場を持ち、地域らしい景観のあり方や、地域住民が大切にしているものを共有し、ともに良好な地域の景観づくりを進めていこうという制度です。その運用には話し合いの持ち方、話し合いを通じた互いの関係の作り方など、様々なノウハウが必要です。
本ネットワークは、参加地域が互いの交流を行うことを主な活動としています。他の地域の取組を学ぶことから、それぞれの地域の活動を充実させるとともに、そこで明らかになった課題をもとに、制度の改善にもつなげていこうとするものです。またこれらの情報は、これからこの制度を活用しようという地域にも、役立ててもらえるのではないかと考えています。
こうした取組を通じて、京都の景観まちづくりがさらに進化していくことに貢献できればと考えています。
地域の協議会
京都には、地域ごとに固有の自然、歴史、文化等を背景とした景観があります。これらの地域ごとの景観が集まり、京都全体の景観を織り成していると言えます。
下記の11地域は、それぞれに地域固有の景観を地域住民の共有財産とし、その価値の維持・向上に向け、住民が主体となり景観づくりに日々取り組んでおり、京都市の地域景観づくり協議会制度の認定を受けています。
【京都市情報館のページにリンクします】
●修徳景観づくり協議会
●先斗町まちづくり協議会
●西之町まちづくり協議会
●一念坂・二寧坂古都に燃える会
●桂坂景観まちづくり協議会
●姉小路界隈まちづくり協議会
●明倫自治連合会
●仁和寺門前まちづくり協議会
●京の三条まちづくり協議会
●祇園新橋景観づくり協議会
●嵐山まちづくり協議会